アットホームジャパンは、インターネットを通じ、パソコンと電話・FAX間の双方向アクセスを可能にするUMS(Unified Message Service)を発表した。名称は「アッ!トランスメール」。2001年内にトライアルサービスを開始する予定。
このサービスは、韓国のDaou Internet、アメリカのQrio Inc.と提携して、同社の「@NetHome」ユーザーに提供する。パソコンで作成した文書や画像データをFAX送信したり、パソコンに入力した文章を音声変換して電話へ伝言メッセージとして送ることができるサービス。これにより、@NetHomeユーザーはパソコンがない場所からもメールの読み出しが可能になる。
アットホームジャパンは、ケーブルテレビ回線を利用した家庭向けCATVインターネット接続サービス「@NetHome」を提供しているが、付加価値サービスとしてUMSに注目していた。
サービスは、まずトライアルとして、2001年内にを開始し、機能、ユーザー数、サービス地域を段階的拡張していく予定。正式サービスは2002年春の見込みという。
□@Home
http://www.jp.home.com/
(田中 章)
2001/10/04 16:03
|