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9月のウイルス被害の実害率でNimdaがトップに


 情報処理振興事業協会(IPA)は、2001年9月のコンピュータ・ウイルスの被害届け出は2238件で、うち新種のワームW32.Nimda.A@mm(W32/Nimda)の届け出件数が323件、実害数218件(67.5%)と2001年の月間の最高実害率となったことを報告した。

 シマンテックはこれを受けてウイルスレポートを発表した。シマンテックでは、感染経路からみても、感染サイトにアクセスしただけで感染する可能性のあるタイプであるNimdaとJS.Exception.Exploitが猛威と分析。従来はメールを媒介とするウイルスが90%以上を占め、メール対策だけでほぼ防げるとの認識がユーザーの間に広まっているが、今後はウイルス監視ソフトによるオートプロテクト機能を活用する必要があると警告している。


□ニュースリリース(シマンテック)
http://www.symantec.co.jp/region/jp/news/year01/011005.html
□情報処理振興事業協会
http://www.ipa.go.jp/
□関連記事:感染力の強い新種のワーム「W32.Nimda.A@mm」に注意
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/09/19/nimda.htm
□関連記事:マイクロソフト、Nimdaワーム関連情報ページ公開。専用窓口も開設
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/09/25/nimda.htm

工藤ひろえ
2001/10/09 17:48

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