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アジア・グローバル・クロッシング(AGC)は、自社回線を使用した世界規模のVPNサービス「アジア・グローバル・クロッシングIP-VPNサービス」を、総務大臣への届け出を完了次第、日本で開始すると発表した。
IP-VPNとは、通信事業者の閉じたIPネットワークを通信経路として使用するVPN。複数の事業者のネットワークを経由しないため、End to Endで通信品質やセキュリティの確保が行なえる。
今回提供されるサービスでは、AGCおよび関連会社「グローバル・クロッシング」が所有する回線を使用しており、世界78カ国を対象に最高1Gbpsで接続できる。
「スマートルートIP-VPNサービス」「エクスプレスルートIP-VPNサービス」など、接続形態に応じて全部で4つのメニューが用意されており、ユーザーのニーズに合わせて選べるようになっている。
「スマートルートIP-VPNサービス」は、パケットの優先順位を3段階で設定できるVPNサービス。たとえば音声、データ、ビデオを同一回線上でやり取りする場合でも、音声パケットの優先順位を上げておくことで、通話などで回線を使用した場合でもクリアな音質を確保できる。
「エクスプレスルートIP-VPNサービス」は、パケットの転送速度を優先した接続サービス。パケット数に応じた従量課金制で、最高1Gbpsまでの回線を利用可能だ。
このほかにも、ユーザーサイトにIP-VPN用ハードウェアを設置する「プレミシスベースIP-VPNサービス」や「CP-VPNサービス」が用意されている。
□ニュースリリース
http://www.asiaglobalcrossing.com/japanese/media/press_releases/pr_101701.htm
□アジア・グローバル・クロッシング・ジャパン
http://www.asiaglobalcrossing.com/japanese/
(笠井 康伸)
2001/10/17 17:14
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