レーザーファイブは、実効スループットが30Mbpsと高速なルータ「L-Router」を発表した。発売は11月からで、予想実売価格は3万9800円以下になる見込み。なお、初回500台に限りキャンペーン価格として2万9800円以下での発売を計画している。

　L-Routerは、CPUにNECの64bit CPU「VR4122」を採用。180MHzというルータとしては高いクロックで駆動することで、WAN-LAN間が30Mbpsというスループットを実現した。

　インターフェイスはWAN、LANそれぞれに10BASE-T/100BASE-TX×1ポートを備える。PPPoEやパケットフィルタリング、DHCPサーバー／クライアント機能などにも対応しており、同社によればYahoo! BBなどが提供している8MbpsのADSL接続サービスや有線ブロードネットワークスのFTTHサービス、NTTのBフレッツなど、高速なネットワーク回線に適しているという。

　なお、OSにはLinux（Linux-vr kernel 2.4.0-test9）を採用。メモリ32MB、フラッシュ16MBを搭載しており、多数のネットワークセッションを同時に開設しても速度の低下が起こりにくいハード構成を採用した。

　本体サイズ（幅×奥×高）は120×200×22mm、重量は518g。消費電力は2.5W（最大4.9W）。

□レーザーファイブ
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（笠井 康伸）
2001/10/23 21:45