アッカ・ネットワークスは、ADSL接続サービスのWindows XPへの対応状況を公表した。ADSLモデムやWindows XPのリモートアシスタンス機能などについて動作検証が行なわれている。

　ADSLモデムについては、NECの「ATUR32J」「ATUR110RC」、SEIの「MegaBitGearTE4111c」、富士通のADSLモデムについて検証を行なっており、いずれの機種も問題なく動作するという。ただし、IE 6.0などのWebブラウザが持つオートコンプリート機能を使用して設定値を入力した場合、正常に反映されないケースがあるため、本機能は使わないでほしいとしている。

　また、Windows XPへのモデムドライバのインストール方法についても手順が解説されている。Windows Me/2000などからXPへアップグレードするユーザーもモデムドライバの再インストールは必要となるため、該当ユーザーはWeb上で公開されているドキュメントをチェックしたほうがいいだろう。

　このほかにも、Windows XPでサポートされたリモートアシスタンスやリモートデスクトップ機能を、アッカが提供しているUSBタイプやルータタイプのADSLモデムと組み合わせて使用した場合の検証結果についても示されている。

　リモートアシスタンスやリモートデスクトップとは、PCをネットワーク経由でほかのPCから操作できる機能。リモートアシスタンスも仕組は同様であり、メーカーサポートなどで使用される。

　検証結果は、USBタイプの場合は操作される側、操作する側のいずれのPCで使用した場合でも問題はない。ルータタイプの場合は、操作される側のPCに限りポートのマッピング設定やIPアドレスの書き換えが必要だという。

□Windows XPでの対応状況
http://www.acca.ne.jp/support/user_support/20011025/index.html
□アッカ・ネットワークス
http://www.acca.ne.jp/

（笠井 康伸）
2001/10/26 14:57