マイクロ総合研究所は、実効スループットが最大8.7MbpsのCATV/ADSL対応ルータ「NetGenesis CATsW」を発表した。価格はオープンプライスだが、同社のWeb通販「MRダイレクト」では1万5800円で販売される。発売開始は11月1日の見込み。
CATsWは、NetGenesis CATの後継モデル。従来モデルと比較して、LAN側のインターフェイスが10BASE-T/100BASE-TX×4ポートのスイッチングハブに変更されたほか、WAN-LAN間の実効スループットをFTP転送時で最大8.7Mbpsまで高速化した。
同社の高速ルータ「NetGenesis OPT」とは、WAN側インターフェイスが100BASE-TXに対応していない点と実効スループットを除き、サポートしている機能は同じ。PPPoEクライアント機能や、DHCPサーバー/クライアント機能、IPフィルタリング機能などをサポートしている。
また、CATsWではフレッツ・ADSLへ接続する際に必要な最小限の設定項目を1画面に集めた「フレッツ・ADSL接続 簡単設定」を追加。ルータの設定に慣れていない人でも使えるようにユーザーインターフェイスの改善を行なったという。
本体サイズ(幅×奥×高)は48×200×175mm、重量は約550g、消費電力は最大で約11W。
□ニュースリリース
http://www.mrl.co.jp/news/release/pr_mr-nwgcatsw.htm
□マイクロ総合研究所
http://www.mrl.co.jp/
(笠井 康伸)
2001/10/29 21:22
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