総務省は、9月末までのインターネット接続サービスの利用者などの推移速報をまとめた。推移速報によるとCATVインターネットの利用者数が115万1000人となり、100万人の大台に乗せている。
CATVインターネットの利用者数は、6月末の調査時からおよそ18万4000人増加した。この人数は3月末から6月末までの増加分18万3000人とほぼ同数で、前年同月比では2.5倍増となる。接続業者数は5件増えて252業者となった。
なお、ADSLなどのデジタル加入者線の利用者は65万796人となっており、6月末の29万1333人から約36万人の増加となっている。3月末から6月末までの増加は約22万人であり、増加の幅はCATVより大きくなっている。前年同月が2537人であったことを考えると、ADSLサービスが一般化したこの1年で、デジタル加入者線の普及が急速に進んだことをうかがわせる。
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CATVインターネット接続サービスの利用者は100万人の大台に乗った。DSLは今年に入ってから本格的な普及が始まっている |
□関連記事「総務省発表、CATVインターネット加入者は前年比約3倍の96万7000世帯」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/08/02/soumu.htm
□DSL普及状況公開ページ
http://www.soumu.go.jp/joho_tsusin/whatsnew/dsl/
□インターネット接続サービスの利用者などの推移速報 (11月1日現在、9月末までの情報は掲載されていない)
http://www.mha.go.jp/joho_tsusin/pressrelease/japanese/sogo_tsusin/net_sokuhou.html
(水倉 正俊)
2001/11/01 16:49
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