NECとマイクロソフトは、ストリーミング分野で提携し、関連ソフトウェア製品の開発やサポートを共同で行なうことを表明した。マイクロソフトのストリーミング技術「Windows Media Technology(WMT)」のさらなる有効活用が目的だ。
今回の提携によって、NECが12月出荷を予定しているストリーミング管理ソフト「StreamPro/Manegement System Ver2.1」の開発において、マイクロソフトが技術支援を行なう。これによりWMTでのアクセス管理や帯域制御を効率化が可能になる。
またNECがすでに提供しているサーバー製品を合わせて活用し、ISP向けのパーソナルビデオアルバムシステム、eラーニング、投資家向け情報などの各種ストリーミングサービスを効率的に実現するためのソリューションを共同開発する。
販売面では、NEC内のシステムインテグレーションをサポートする部署にWMT対応窓口を設け、クライアントへの導入サポートを行なう。加えてセミナーや展示会の共催、広告などでも協力する。
ストリーミング分野は、インターネットの急速なブロードバンド化によって需要増加が期待されており、NECとマイクロソフトは今回の提携で、関連市場での優位を獲得したいねらいだ。
□ニュースリリース(マイクロソフト)
http://www.asia.microsoft.com/japan/presspass/releases/110501.htm
□NEC
http://www.nec.co.jp
□マイクロソフト
http://asia.microsoft.com/japan/
(森田 秀一)
2001/11/05 15:21
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