鹿児島県をサービス提供地域とするISPのシナプスでは12月1日より、全会員を対象としたメールのウイルスチェックサービスを無償で開始するとを発表した。2002年1月1日より本格運用を開始する。
今回のサービスは、シマンテック、三井物産の協力によって行なわれる。シマンテックのウイルスチェックソフト「Norton AntiVirus」の技術を利用し、シナプス会員向けメールサーバー上でウイルスチェックを行ない、感染部分を除去したものを送受信する。ユーザー側の設定変更は必要ない。
シナプスのサービスでは一部料金プランを除き、一契約あたり、6つ以上ののメールアドレスが割り当てられるが、それらすべてのメールアドレスがウイルスチェック対象になる。有償でサービスを提供しているプロバイダーはすでにあるが、全会員を対象に無償で実施するプロバイダーは全国でも初めて。
シナプスによると、昨今のコンピュータウイルス情勢から会員ユーザーの安全性に配慮して、無償での提供は当然であるとの見解から今回の導入に踏み切ったという。
□ニュースリリース(シマンテック)
http://www.symantec.com/region/jp/news/year01/011105.html
□サービス案内(シナプス)
http://synapse.ne.jp/synapse/info/news/html/200111/2001110501.html
□三井物産ITソリューション事業部
http://www.acolors.com/nav/home/index.html
(森田 秀一)
2001/11/05 18:59
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