アッカ・ネットワークスの最大下り8MbpsのADSL接続サービスを利用しているユーザーに、ごく少数ではあるものの再接続ができなくなるトラブルが生じている。アッカによれば、現在対策を行なっており、11月末日までには抜本的な対策が完了する見込みだという。
現象は、回線が接続された状態から、モデム側の電源を落とした、一時的なノイズが混入し接続を維持できなくなったなどの要因からDSLリンクが切断されると、再度接続できなくなるというもの。8Mサービスのみで発生する現象で、1.5Mサービスでは発生しない。
アッカによれば、意図しない切断が起こった後にADSLモデムの電源を入れ直しても接続できない場合は、利用しているISPのテクニカルサポート窓口に連絡してほしいとしている。
原因は、アッカがNTTの収容局に設置している機器に不具合があるため。個々のトラブルへの対応はアッカからリモート操作で行なえるため、それほど時間はかからない。状況にも左右されるが、お昼から夕方までに連絡があれば、その日のうちに対応できるという。
なお、現在、設備機器メーカーと共同で対応ファームウェアを開発しており、11月末日までには全局で抜本的な対策が完了する見込みだ。
□8Mbpsサービスにおけるリンク切れ問題について
http://www.acca.ne.jp/support/user_support/20011109/
□アッカ・ネットワークス
http://www.acca.ne.jp/
(笠井 康伸)
2001/11/13 18:29
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