NECは、最大1920回線を収容可能なADSLセンター側装置「AM32」を発売した。下り最大8MbpsのG.dmt AnnexCに対応している。将来的には上り下りともに最大1.6MbpsのG.dmt AnnexHもサポートする予定だ。
AM32は、DSLAMと呼ばれる回線収容局側のモデム装置で、国内合計100万回線分の出荷実績を持つ従来製品「AM30シリーズ」の後継機。1システムあたりのサブラック数を調整することにより、最小384回線から最大で1920回線まで、加入者規模に応じた柔軟なシステム構築ができる。
出荷開始は2002年1月を予定。NECでは、急速に浸透しつつあるADSL需要を見込み、今後の2年間で300万回線分の販売を計画している。
□ニュースリリース
http://www.nec.co.jp/press/ja/0111/1401.html
□NEC
http://www.nec.co.jp/
(森田 秀一)
2001/11/15 16:32
|