IIJは、個人向けADSL接続サービス「IIJmio DSL/SF」から「IPv6実験サービス」に参加できるようにすると発表した。実施は12月3日からで、IPv6実験サービスへ参加するための初期費用や月額(オプション)料金はかからない。
IPv6実験サービスは、IPv6パケットをIPv4でカプセル化した状態でネットワークを通すトンネル型のサービス。既存のネットワーク環境でIPv6を導入でき、2002年3月31日までは無償で提供される。
IIJmio DSL/SFからIPv6実験サービスへの参加が可能になったことで、「IPv6アクセス網及び情報家電による実証実験」へのモニター参加が可能となり、家庭用情報端末や映像配信用ソフト、VoIP電話アダプタやIP電話機などを体験利用できるようになる。
なお、IPアドレスは/48(2の64乗個のアドレスが割り当てられるサブネットを6万5536個構築できる数)が、固定的に割り当てられる。
□ニュースリリース
http://www.iij.ad.jp/pressrelease/2001/iijmio5.html
□IPv6アクセス網及び情報家電による実証実験
http://www.v6pc.jp/monitor/
□IIJ
http://www.iij.ad.jp/
(笠井 康伸)
2001/11/19 20:51
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