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ミニストップ プラザ24神田錦町1丁目店 |
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店内の食事スペース |
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無線LANに接続したPC |
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実験中を示すステッカー |
コンビニエンスストアのミニストップは、11月15日より都内の直営店4店舗の食事スペースで、無線LANを利用したインターネット接続実験を開始している。コンビニエンスストアでの接続実験は国内では初めてということもあり、今回は実際の店舗に伺い、利用状況を取材した。
今回取材したのは「ミニストップ プラザ24神田錦町1丁目店」。オリジン弁当と併設しており、都心部では大型店の部類に入る。また、インターネット接続ができる店舗ということで「ミストカフェ」というネーミングがされている。
店内には、購入したお弁当などその場で食べられる食事スペースが10席程度用意されている。その一角に無線LANを搭載したノートPCが2台設置してあった。
このノートPCを利用するには、まず店頭でミストカフェの会員登録を行ない、会員証を発行してもらう。それからパソコンの起動に必要なICカードキーを貸してもらう手順となっている。
会員証の発行は無料で、利用時間あたりいくらというような費用もかからない。次回以降は会員証を提示するだけで、ICカードキーを貸してもらえる。なお、15日より実験開始してから取材当日までの6日間で、30名程度の会員が集まったという。
この実験は、NTTコミュニケーションズが行なう無線LAN接続実験「Hi-fibe(ハイファイブ)」のもと実施されている。都内十数カ所の飲食店、ホテルなどの公衆エリアに設置した無線LANアクセスポイントを、モニター登録だけで自由に使える実証実験だ。今回新たにハイファイブへ参加したミニストップ4店舗でも、Hi-fibeモニター会員は、無線LAN機能を搭載したノートPCを持ち込んでのインターネット接続が利用できる。
ミニストップでは12月31日まで実験を行ない、会員の年齢層、利用時間、利用目的などを考慮し、今後の展開を検討していくという。
□ミニストップ
http://www.ministop.co.jp/
□ハイファイブ
http://www.hifibe.net/
(森田 秀一)
2001/11/20 23:11
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