|
VRMLを利用した3D画面 |
|
アイドルオーディションも行なわれている |
ソニーや日本ヒューレット・パッカードなどIT関連企業17社は、コンテンツの有効活用を目指した研究会「統合メディア・コンテンツ・コンソーシアム(IMCC)」の発足を発表した。同時に研究の第1段階として、コンテンツポータルサイト「アーティストゲート」を公開している。
IMCCは、インターネットをはじめテレビ放送やモバイル端末といった、さまざまな配信環境の違いを越えて、効率よくコンテンツを活用する「統合メディア」という概念のもと、各種の実証実験を行なう計画だ。インフラとコンテンツの両面から意見を集約しつつ、より具体的なビジネス化を推進していく。
IMCC参加企業は、配信システム構築面でソニー、ジェンズ、日本ヒューレット・パッカード、イーバンク銀行など計8社。コンテンツ提供を行なう企業も9社を数え、合計17社におよぶ。
公開されたアーティストゲートは、ShockwaveやVRMLを利用した3D空間を部屋状に区切り、各部屋別にグラビアアイドルやインディーズミュージシャンの映像、通信販売サイトなどを配置する構成。サイト利用には、PC側にPentium III 500MHz以上のCPU、ADSLなど500kbps以上のインターネット接続回線を推奨している。
今後、IMCCでは新たな参加企業を募るほか、サイト充実を図るべく家庭・教育などのコンテンツを増強するという。
□アーティストゲート
http://www.artistgate.com
(森田 秀一)
2001/12/04 19:28
|