NTTデータ、セイコーエプソン、産経新聞、フジテレビ、デンソーの5社は、ADSLや光回線といったブロードバンドネットワークを用いたストリート・メディア事業を行なう新会社を12月4日に共同で設立したと発表した。新会社名は「株式会社シティチャネル」。
新会社の事業はコンビニエンスストアの窓に映像を投影し、広告、情報、エンターテイメント情報を放映することで、新たなストリート・メディアを創出する。発表によれば、コンビニエンスストアの来店者は一日平均700人から1000人はあり、店舗前の通行者を含めると1万人を超える店もあり、有数の人の集まる場所であるという。さらにブロードバンドネットワークを組み合わせることで、より、地域性やリアルタイム性を出した映像の配信が可能になるとしている。
まずはファミリーマート、デイリーヤマザキと提携する方向で合意し、今後も提携先の拡大をしていく。そして、次のステップとして駅や街頭といった場所のメディアの開拓も積極的に行なうという。
□ニュースリリース
http://www.nttdata.co.jp/release/2001/120400.html
□NTTデータ
http://www.nttdata.co.jp/
(正田拓也)
2001/12/05 14:18
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