CM総合研究所は、「消費者が選んだ『今年のベストCM1000銘柄』」を発表した。上位では1位にNTT東日本の「値下げ＆割引」を告知するCM、10位にもNTT東日本の「イメージアップ」CMがランクインした。

　1位の「値下げ＆割引」告知CMは、香取慎吾の「慎吾ママ」と稲垣吾郎が登場し、ユーモラスな動作を電話で指示するというもの。CM自体のユーモラスさと、CMタレント好感度も1位の香取慎吾人気も相まってベストCMの座を得た。

　NTT東日本の「イメージアップ」CMは10位、木村拓哉が電話をかけているもの。意味のない会話をしているように見えるが、NTT東日本の商品・サービスに期待感を抱かせるものとなっている。

　他に通信関係では、木村拓哉と三谷幸喜が出演している富士通のパソコン「FMV」が6位、auの携帯電話カメラが8位に入っている。

■「今年のベストCM1000銘柄」（抜粋)

順位	広告主	商品名(CM作品名)
1	NTT東日本	値下げ＆割引
2	サントリー	ボス
3	サッポロビール	黒ラベル
4	キリンビール	ラガービール
5	日本コカ・コーラ	ジョージア
6	富士通	FMV
7	日本コカ・コーラ	Qoo
8	KDDI	au
9	サントリー	ダカラ
10	NTT東日本	イメージアップ

□CM総合研究所
http://www.cmdb.co.jp/

（正田拓也）
2001/12/07 17:08