連絡先：
モニター募集事務局
Tel: 03-5821-1700（平日10:00～17:00）
E-mail: monitor@alphabridge.net

　アルファブリッジは、2002年初夏に本サービスを予定している蓄積型のコンテンツ配信サービスのモニターを募集している。モニターは2回のアンケートに答える必要があるものの、試験期間に限りさまざまなコンテンツを無料で視聴できるほか、報酬として5000円分の商品券が提供される。

　モニターの募集期間は本日、12月12日から12月20日までの9日間。総勢200名を予定しており、応募者多数の場合は抽選での決定となる。試験サービスを提供するエリアは東京23区内で、ADSLもしくはCATVインターネットを利用していることが条件。また、試験サービスを利用するためのハードウェア環境も比較的高スペックなものが要求される。CPUは駆動クロック800MHz以上、ビデオカードは24bitカラーでXGA表示が可能であることなどだ。

　応募は同社のWebページから行なえる。応募結果は2002年1月15日以降にメールで通知するという。

　試験サービスが実施されるのは2002年2月1日から2月28日までの1カ月間。この期間であれば、ブロードバンド回線やPCなどはユーザーが用意しなければならないが、コンテンツなどはすべて無料で視聴できる。

　用意されるコンテンツは「girlsgate - Premium Edition -」（イー・ゲート）、「DOG? or CAT?」（MK.スエマツ）、「ゆったり旅マガジン」（ウォーカープラス・ドット・コム）といった生活に関連したものや、「週刊Web現代」（講談社）、「大和証券提供 株式入門」（大和証券グループ）などエンターテイメントや教育分野のものなどさまざまだ。

　アルファブリッジの蓄積型配信サービスでは、ストリーミング配信と異なりデータを一括して転送した後にコンテンツを再生する。このためストリーミング配信のようにネットワークの状態によって映像が途切れたりといった不安定さ起こりにくい。

　配信する映像はMPEG4でエンコーディングした1Mbps程度の帯域のもの。ファイルサイズは30分の映像で200MB程度になるという。著作権管理にはWindows Media Technologyのライツマネージャを採用した。

　コンテンツの視聴や受信には、無料でダウンロードできる専用のクライアントソフトを利用する。このソフトでは、コンテンツを受信・蓄積する時間帯を指定できるようになっており、たとえば毎週金曜の夜1時から3時までの間に「週刊Web現代」を受信しておくといった設定が可能。サービスでは、特殊なハードウェアは一切使用しない。また、ダウンロードしたコンテンツはいつでも視聴できる。

　アルファブリッジによれば、今回の試験サービスを通じてユーザーの評価や効率的なコンテンツの配信・蓄積方法といったノウハウを収集する考えだ。

□試験サービスの申し込み
http://www.alphabridge.net/entry.html
□試験サービスの申し込み（OCN ADSLアクセスユーザー限定）
http://www.alphabridge.net/monitor.html
□アルファブリッジ
http://www.alphabridge.net/

（笠井 康伸）
2001/12/12 17:35