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　富士通は、イントラネットを構築する際に利用されるIP-VPNサービスの「FENICSビジネスIPネットワークサービス」にADSLに対応したアクセス回線2種を追加し、同時に「URLフィルタリング」「Webウイルスチェック」を提供すると発表した。

　「FENICSビジネスIPネットワークサービス」は法人向けのVPNサービスで、イントラネット構築に利用されるもの。回線コスト削減のため、安価なADSL回線の需要が高まったためADSL利用のメニューを加えた。申し込み開始は12月13日。

　ADSL回線2種類とは、富士通が用意したADSL回線をユーザーまで直接引き込む「ADSL接続」とフレッツ・ADSL対応の「フレッツ・ADSL対応VPN接続」。「ADSL接続」は初期費用が7万円、月額費用が5万4200円。「フレッツ・ADSL対応VPN接続」は初期費用が6000円、月額費用が5000円（フレッツ・ADSL費用は別途）となっている。速度はいずれも下り1.5Mbps、上り512Kbps。

　また、同時に発表された「URLフィルタリング」「Webウイルスチェック」は企業内ネットワークから富士通のIDCに設置されたサーバー経由でインターネットにアクセスする際のサービス。業務と関係ないWebサイトへのアクセスを制限したり、Webサイトから感染するウイルスをガードする。このサービスは2002年2月より提供予定となっている。

□ニュースリリース
http://pr.fujitsu.com/jp/news/2001/12/13-2.html
□FENICSサービス
http://fenics.fujitsu.com/
□富士通
http://jp.fujitsu.com/

（正田拓也）
2001/12/13 17:07