連絡先：
E-mail: info@tsunagunet.com

　分譲マンション向けのインターネットサービス「e-mansion（イー・マンション）」を提供している、つなぐネットコミュニケーションズは、100Mbpsの光ファイバを標準アクセス回線とする「光化推進宣言」を発表した。

　現在、同社は、マンション向けに専用線やADSLを使ったブロードバンド回線を提供しているが、首都圏の3分の1以上のマンションが光収容のため、ADSLサービスを受けることができないという。そして、ADSLの線路長による速度低下や品質のむらも、光ファイバへ移行する理由と説明する。12月18日以降、全面的に光化を進める予定で、新規設備はもちろんのこと、既存の回線も順次光ファイバへ置き換える予定という。

　光化に伴う既存の利用者の負担だが、「e-mansion」はユーザーが選択した棟内速度に応じた料金体系となっているため、棟内速度を上げなければ月額料金が上がることはなく、光への変更に伴う工事負担もない。

　また、同時に一部料金の値下げも発表した。棟内速度が10Mbpsのコース「em-10」の料金を月額4900円から3600円に引き下げた。一部地区では、em-10の棟内速度が15Mbpsとなるが10Mbpsと料金は同額となる。キャンペーンとして棟内速度がさらに低い128Kbpsでは、2002年6月までの期間限定で月額1400円で提供される。

　「e-mansion」に加入するには、マンションの管理組合と、つなぐネットコミュニケーションズが契約することが必要。その上で、利用者が個別に利用契約を結ぶ。管理組合に費用負担がないため非導入家庭に負担がおよばないのが特徴となっている。

□プレスリリース
http://www.tsunagunet.com/p131217.html
□つなぐネットコミュニケーションズ
http://www.tsunagunet.com/
□e-manshion
http://www.e-mansion.com/

（正田拓也）
2001/12/17 21:24