キュービーは、エクシングと協力してブロードバンドでカラオケ配信サービスを2002年1月より開始すると発表した。これは、商用試験サービスを行なっている「レンタルビデオ・オンライン」にカラオケコンテンツを加えるもの。

　「レンタルビデオ・オンライン」は8月からアッカ、トーカイ・ブロードバンド・コミュニケーションズ、ライトネット、日本通信放送と共同で進めた商用試験サービス。専用のセットトップボックスに映像データを配信、テレビで見るというもの。回線には各社のブロードバンド回線を用いる。

　このサービスは2002年1月から本格サービスに移行する予定。その際、カラオケ配信サービスとして、カラオケコンテンツの提供を開始する。開始時には100曲のデータが提供対象となり、2002年春まで毎月10曲ペースで増加させるという。最初の100曲には1970年代から現代までの歌謡曲から厳選し、「津軽海峡冬景色（石川さゆり）」「恋の予感（安全地帯）」「TSUNAMI（サザンオールスターズ）」などが提供される。

　サービスは、ストリーム形式で、月額100円で歌い放題の単一メニューとする予定。キュービーは、このサービス提供により、一般ユーザーの反応を見た上で、春以降の楽曲を増やした新サービスを展開する考えだ。

　なお、「レンタルビデオ・オンライン」は申し込みが必要なサービス。入会金は2万円でセットトップボックスの利用料が月額800円かかる。レンタル料は1作品あたり350～500円。そのほか、ADSL事業者の通信回線料金が必要となる。先着1万名に入会金無料、年内は入会金半額の先行予約も行なっている。

□ニュースリリース
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□QB
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（正田拓也）
2001/12/18 22:26