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メルコは、ADSLモデムを内蔵した無線LAN機能付きルータ「WLAR-8000ACG」のファームウェアをバージョンアップし、ADSLモデム部分がAnnexAに対応した。
11月に出荷開始された「WLAR-8000ACG」は、ADSLモデム部分が国内で採用されている主要ADSLの規格に対応しているとされたが、AnnexAの対応はファームウェアのバージョンアップ待ちとなっていた。今回、製品発表時に予告されたとおりAnnexAに対応した。
これにより、フレッツ・ADSL1.5Mタイプなどの「G.lite AnnexC」、フレッツ・ADSL8Mタイプなどの「G.dmt AnnexC」に加え、Yahoo! BBで採用している「G.dmt AnnexA」にも対応し、国内で採用されているADSL規格のほとんどに対応することになった。
今回のファームウェアのバージョンは「Ver.1.10」。AnnexAに対応したほかは、ヘルプメッセージの修正、アドレス変換、機器診断などの不具合を解消したという。なお、ファームウェアはメルコのWebサイトに公開されており、無償でダウンロードできるようになっている。
「WLAR-8000ACG」は、ADSLモデムのほか、ルータ機能、IEEE802.11b対応の無線LANアクセスポイント機能などを持つ。「Wi-Fi」認定を取得済みで128bitのWEPにも対応する。LAN側には無線ポートほかに、10BASE-T/100BASE-TXポートも4つ搭載している。
□WLAR-8000ACGファームウェア Ver.1.10
http://buffalo.melcoinc.co.jp/download/driver/lan/wlar-8000acg.html
□関連記事「メルコ、ADSLモデムを内蔵した無線機能付きルータ AirStationADSL」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/10/18/melco1.htm
□メルコ
http://www.melcoinc.co.jp/
(正田拓也)
2001/12/26 20:40
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