有線ブロードネットワークスは、2001年9月1日～11月30日までの四半期決算を発表した。それによると、売上は連結で234億2800万円。そのうち、「BROAD-GATE01」のブロードバンド事業が売上に占める割合は0.5％という。

　同社の主要な売上は有線放送事業で、73.1％を占め、171億1800万円を売り上げた。光ファイバを使ったインターネットサービス「BROAD-GATE01」のブロードバンド事業は1億2600万円。Webサイト運営やショッピングサイト運営のインターネット事業の売上は5.5％、12億8900万円となっている。

　業績の概況の中で同社は「ADSLサービスの低価格化が進んだことで、ブロードバンドの認知度が向上」として、競合となるADSLの普及に対しても歓迎の様子を表わした。ここでは、11月30日現在で、取付数3491、契約者数8708、展開エリア33カ所という実績も紹介されている。

　今後のネット関連事業については、動画コンテンツを配信するため、楽天と合弁会社「ショウタイム」を設立し、2002年2月から本サービスを開始すること。メディアとVoIPサービスで業務提携をしていることなどを挙げている。

□有線ブロードネットワークス
http://www.usen.co.jp/

（正田拓也）
2001/12/27 20:41