三菱電機は米INARIと協力して、10Mbps以上の伝送能力を持つ電力線モデムの開発を行なうと発表した。先行して2Mbps電力線モデムを今春から北米とアジア向けに500ドル程度で発売する。
INARIは、米国で約14万台の家庭用電力線モデム製造・販売した実績を持つ。今回の共同開発ではINARIがチップ開発と供給を担当し、三菱電機は製品化と販売を行なう。日本国内での販売は、電波法で規制される1.7~30MHz帯域を利用した製品である都合上、規制緩和を待ってからとなる見込み。
三菱電機では集合住宅用の電力線モデムやルータについても技術開発中で、将来的には50Mbps電力線モデムの市場投入も検討している。
□ニュースリリース
http://www.melco.co.jp/news/2002/0107.htm
□三菱電機
http://www.melco.co.jp/
(森田 秀一)
2002/01/10 12:14
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