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PBR005の前面パネル。写真は開発中のもので、製品版ではデザインが変更される可能性がある |
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背面パネル。左から電源プラグ、WANポート、LANポート×4が並ぶ |
ハイウエスト・ブレインネットは、実効スループットがロングパケットで65Mbps、デフォルトでも53Mbpsという高スループットを実現した高速ルータ「PBR005」を発表した。1月30日より3000台の限定で発売される。実売価格は1万2800円。
ハイウエスト・ブレインネットによれば、PBR005はCPUにARM9の高速タイプを採用するとともに自社開発のファームウェアをチューンナップすることで、コンシューマ向けのルータとしては最速となるスループットを実現。さらに、実売価格でも同クラスの他社製品より20%程度も割安な価格を設定したという。
実効スループットの測定には、専用のテスト機材を使用。WAN側からLAN側に対しサイズが1518byteのパケットを送出して行なった。ハイウエスト・ブレインネットによれば、この環境での実測値はPBR005が65Mbps。同様の環境でコレガの高速ルータ「BAR SW-4P Pro」の測定を行なったところ45Mbpsで、PBR005のほうが45%程度高速な結果になったという。
さらに、デフォルトのパケット長で測定した場合でも53Mbpsを記録。PPPoEなどを使用した場合にはスループットの低下をともなうものの、Bフレッツのベーシックタイプなどの回線環境でも十分なパフォーマンスを発揮できるという。
インターフェイスはWAN側に10BASE-T/100BASE-TX×1ポート、LAN側に10BASE-T/100BASE-TX×4ポートのスイッチングハブを備える。ファームウェアは、ハイウエスト・ブレインネットの従来モデルであるPBRシリーズと同様のものを採用。IN/OUT双方向のパケットフィルタリングや、複数の固定IPが利用できるマルチNAT、PPPoE接続先複数登録機能などをサポートしている。
また、PBR005からRIP1がサポートされた。これにより、同製品をローカルルータとして使用できる。なお、同社の従来モデルでは搭載されていたシリアルポートやパラレルポートは、PBR005では省かれている。
本体サイズ(幅×奥×高)は190×111×26mm、重量は700g、消費電力10W。
□ニュースリリース
http://www.persol-jp.com/seihin/seihin/0111_005.html
□PBRシリーズ製品情報
http://www.persol-jp.com/
□関連記事「ハイウエスト、ルータなど全体7製品の価格改定を正式発表」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2001/12/04/pbr.htm
(笠井 康伸)
2002/01/11 12:10
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