Broadband Watch logo
最新ニュース
【 2009/12/25 】
【 2009/12/24 】
【Click Here!】
アスメック、固定IP不要の常時接続向けWEB監視カメラを発表

同梱されるIEEE1394接続カメラ

 アスメックは、ADSLなどの常時接続回線向けの「WEB監視カメラIEEE1394 Ultra TomCat」を発表した。IEEE1394で接続し、固定IPアドレスが割り振られない環境でも、アスメックが提供する専用サーバー(有料)を利用すれば外部から監視カメラにアクセスできるもの。2月26日発売予定で標準価格は7万9800円(実売価格は約6万円の見込み)。

 カメラをつなぐパソコンに要求されるスペックはPentiumII 266MHz以上、(推奨PentiumIII 700MHz以上)メモリは128MB以上、ハードディスクの空き容量は200MB以上、OSはWindows XP/2000を推奨する。それに、IEEE1394のポートが必要になる。付属ケーブルは専用の4.5mの長さのもの同梱され、オプションで15mのものも用意される。

 撮影した画像を見る環境は、パソコンのWebブラウザのほか、NTTドコモの携帯電話の503i、503isシリーズとFOMA、東芝、コンパック、ヒューレット・パッカードの一部PDAなどが対応している。

 パソコンのWebブラウザで見る場合は、JPEG画像を連続して転送する方法や、読み込み毎に最新画像を送り出す方法が選べ、連続して転送する場合は更新時間が選択できるという。また、NTTドコモの携帯電話から見る場合には、パケット料金の増大を防ぐために、連続静止画の転送形式となるという。このほかにも画像の拡大、移動、表示画像を保存する機能も備える。

 この製品は、すでに発売されているIEEE1394接続のカメラ「TomCat」の付属ソフトを入れ換え、Web監視カメラとして利用できるようにしたもの。固定IPアドレスの必要はないが、グローバルIPアドレスが割り振られている必要がある。アスメックの利用者用サーバーは、カメラのIPアドレスの照会や、監視画像にアクセスするための認証などを行なう仕組みとなっている。なお、サーバーの利用にあたっては年額2500円の利用料がかかる。また、ルータを介した常時接続の場合の設定方法なども付属のマニュアルに記載されるという。


□アスメック
http://www.asmec.co.jp/

正田拓也
2002/01/15 14:16

Broadband Watch ホームページ
Copyright (c) 2002 impress corporation All rights reserved.