「Omnibus」のサービス構成

　IIJは、各種ネットワークを相互接続し、統合管理する法人向けサービス「Omnibus」を提供すると発表した。インターネット、イントラネット、VPN、リモートアクセス、ファイアウォール、侵入検知サービスなどにいたる各種ネットワークサービスをニーズに合わせて統合管理するもの。

　このサービスのコンセプトは「企業内IXをサービスとして提供すること」だという。Omnibusによる運用対象サービスは、IIJ「データセンター接続サービス」、クロスウェイブ「広域LANサービス」、IIJ「データセンターサービス」、IIJグローバルVPNサービス、IIJセキュリティプレミアム VPNオプション、IIJセキュリティスタンダード VPNオプション、ABone VPN Service、IIJセキュリティプレミアム、IIJネットワーク侵入検知サービス、IIJセキュアリモートアクセス、そして2002年3月までに導入予定の新ファイアウォールサービス「OmniScreen」。

「Omnibus」のポート数の数え方

　料金は接続するポート数で決定し、月額費用は6ポートまでが18万円、12ポートまでが36万円、24ポートまでが72万円となっており、初期費用として30万円かかる。なお、Omnibus単体でサービスが提供されることはないため、何らかのサービスとまとめた形で提供される。申し込みとサービス提供開始は2月1日を予定しているという。

□プレスリリース
http://www.iij.ad.jp/pressrelease/2002/omnibus.html
□IIJ
http://www.iij.ad.jp/

（正田拓也）
2002/01/17 17:36