サイバーエージェントは、ジーネット、北海道工業大学と提携し、インターネットユーザーのWebサイト視聴動向を調査するサービスを2月1日より提供すると発表した。計測料金は期間が1週間、5ページ分で200万円を予定しているという。
サービス内容はジーネットと北海道工業大学が開発した「ESI(Emotional Sensitive Interface」システムを利用し、ユーザーのマウスの軌跡を分析するもの。従来であればクリックしたページの情報しかデータとして記録できなかったが、ページを閲覧中にクリックに至らなかったユーザーの行動を分析できる。
調査対象となるユーザーは、専用のツールの導入や特別な設定は不要で、不特定多数のユーザーが調査の対象となる。ユーザーからWebサイトへフィードバックされるデータはマウスの軌跡の情報だけで、個人情報が漏れることはないとサイバーエージェントでは説明している。また、Cookieを無効にすることで調査を拒否することも可能という。
サイバーエージェントでは、Webサイトのデザインリニューアルやアンケート項目の見直しの際の客観的データとしての需要を見込んでいる。
□ニュースリリース(PDF)
http://www.cyberagent.co.jp/pdf/2002012101.pdf
□サイバーエージェント
http://www.cyberagent.co.jp/
□サイバーエージェント System Designカンパニー
http://www.system-design.biz/
□ジーネット
http://www.g-gnet.co.jp/
□北海道工業大学
http://www.hit.ac.jp/
(正田拓也)
2002/01/21 14:21
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