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アバヴネット、MPLS網によるISP向け接続サービス

 アバヴネットは、地方のISP向けにMPLS網によるインターネット接続の試験サービスを開始したと発表した。MPLSはネットワーク内でパケットを高速に転送するための技術。この方式を用いて、割安にISP向けバックボーンを構築できる。4月からは正式サービスとして提供される予定。

 同社によれば、通常、プロバイダがバックボーンを構築する場合には予想される最大帯域分の専用線が必要になる。専用線の場合、距離も費用に関係するため、地方のアクセスポイントを構築する費用は莫大なものになる。

 これをMPLS網を用いて従量課金で提供することで、使った帯域分だけ料金を払えばよく、また、距離によって料金が高くなることもないため、大幅なコストダウンが可能という。現在は試験サービスのため、料金については個別に見積もるとしているが、それでも通常の専用線などよりは割安になるとしている。

 サービスを受けるには、全国に設置される予定のPOPにギガビットイーサネットなどで接続する。POPの場所についても正式サービスまでに決定する予定。


□ニュースリリース
http://www.jp.above.net/corp/press/release/20020123.html
□アバヴネット
http://www.abovenet.co.jp/

正田拓也
2002/01/23 16:05

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