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分析結果画面のサンプル |
ネットレイティングスは1月30日より、ブロードバンド利用割合などを分析するサービス「Internet Media Strategies(IMS)」を開始する。また同サービスを利用したデータとして、接続環境をナローバンドからブロードバンド化することにより、閲覧ページ数にして3倍、月平均利用時間が2倍になるというユーザー動向を発表した。
IMSは、無作為抽出方式で選んだ1万世帯分の調査資料をもとに各種データを算出している。これによれば約17%のユーザーがブロードバンド環境に移行しており、2001年12月末現在、日本では約360万世帯が家庭からインターネットに高速アクセスしている計算になる。
海外とのデータ比較も可能で、高速回線の普及状況が韓国で約40%なのに対し、日本は約17%。しかし接続時間、閲覧するコンテンツ種類などの傾向は日韓で似ているという分析結果もある。
また、IMSはサイト別にブロードバンド利用者割合を分析する機能を備える。この機能を使用すれば、メッセンジャーソフトやオンラインゲーム関連など、常時接続向けのページではブロードバンドユーザーの閲覧比率が通常より高い、といった分析結果も表示できるという。
□ニュースリリース
http://www.netratings.co.jp/press_releases/pr_240102.html
□ネットレイティングス
http://www.netratings.co.jp/
(森田 秀一)
2002/01/24 20:05
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