プラネックスコミュニケーションズは、コネクタ部を一体化させたPCカードタイプのLANカード「FNW-3603-TX」を発表した。標準価格はオープンだが、同社の通販サイト「PCI Direct」での販売価格は3980円となる。
FNW-3603-TXは、カード部とコネクタ部を一体化させたDirecDock方式を採用。専用の接続ケーブルが不要で、LANケーブルを差し込むだけで使用できる。10BASE-T/100BASE-TX規格に対応しており両規格を自動認識するほか、全二重通信によりスイッチングハブ使用時には理論値で100Mbps×2(受信・送信)での通信が可能。
対応OSはWindows XP/Me/98SE/98/2000。このほかにTurbo Linux 6.0やRedhat Linux 7.1での動作も確認されているという。ただし、動作が保証されているのはWindowsのみで、LinuxでのサポートはE-mailに限定される。
プラネックスによれば、コントローラチップにRealtek8139Cを採用することでコストダウンを実現、3980円という価格を実現した。
本体サイズ(幅×奥×高)は54×30×16.5mm(一体型コネクタ部のサイズ)、重量40g、消費電力は最大で107mA、バスタイプは32bit CardBus。
□関連記事「プラネックス、コネクタ一体型のMacintosh対応PCカードLANアダプタ」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/01/24/plamac.htm
□プラネックスコミュニケーションズ
http://www.planex.co.jp/
(笠井 康伸)
2002/01/25 14:55
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