NTTアドバンステクノロジ（NTT-AT）とアルチザネットワークスは、VoIPシステムの導入や運用を協力して実施するとともに、お互いの製品を販売していくことに合意したと発表した。

　アルチザネットワークスはVoIPを含めた通信測定器のメーカー。NTT-ATはアルチザネットワークス製のVoIPアナライザやシミュレータといった製品を販売メニューに加えることができ、事前の導入効果の予測から導入後の音声通話の客観的な評価まで、VoIPについてトータルソリューションを提供できるという。

　NTT-ATで販売される「VoIPアナライザー」はネットワーク上のVoIPデータを収集・解析するソフトウェアで価格は50万円。「VoIPシミュレータ」はVoIP機器のコールプロセスの擬似およびプロトコル検証試験を行なうソフトウェアで、サポートするプロトコルにより価格は180～500万円となっている。これらは1月28日より販売されている。

□ニュースリリース
http://www.ntt-at.co.jp/news/release/release88.html
□アルチザネットワークス
http://www.artiza.co.jp/
□NTTアドバンステクノロジ
http://www.ntt-at.co.jp/

（正田拓也）
2002/01/29 14:38