メルコは、10BASE-Tから無線に変換するメディアコンバータ「WLI-T1-S11G」を発表した。発売開始は3月上旬の予定で、標準価格は1万7800円。
PCなどのイーサネットポートとLANケーブルでWLI-T1-S11Gを接続することで、PCは無線LANのアクセスポイントとワイヤレスでの通信が可能になる。IEEE802.11b規格に対応しており、データ通信速度は最大で11Mbps。40/128bitのWEPに対応している。
通信モードはインフラストラクチャモードのみ。ただしWLI-T1-S11Gをアクセスポイントとして利用することはできず、アクセスポイントにぶら下がる子機としてしか通信は行なえない。
PCやイーサネットポートを持つプリンタに接続できるほか、将来的にはプレイステーション 2のブロードバンドユニットにも対応する予定だという。ドライバを使用しないため特定のOSには依存せず、幅広い環境での利用が可能だ。ただし、接続先などWLI-T1-S11Gの設定にはWindows XP/Me/98/95/2000/NT4.0を搭載したPCが必要となる。
本体サイズ(幅×奥×高)は220×93×178、重量110g、消費電力3W。イーサネットケーブル(3m)などが付属する。
□ニュースリリース
http://buffalo.melcoinc.co.jp/products/new/2001/052_1.html
□メルコ
http://www.melcoinc.co.jp/
(笠井 康伸)
2002/01/31 21:02
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