データコントロールは、CPUにIntelのCeleron 850MHzを搭載した1Uタイプのルータ「Gaterance(ゲートランス)」を発表した。出荷開始は2月20日の予定で、標準価格は27万8000円。
Linuxをベースに開発されており、ROMは16MB、メモリは128MB SDRAMを搭載している。データコントロールによれば、IPマスカレードを有効にした状態でFTPによるファイル転送を行なったところ、実効スループットは最高で91.02Mbpsを記録したという。
インターフェイスは、WAN側、LAN側にそれぞれ10BASE-T/100BASE-TX×1ポートを搭載。PPPoEやDHCPに対応しており、NTTのBフレッツをはじめとするさまざまなFTTHサービスなどで利用が可能だ。
セキュリティ関連では、Gateranceや監視対象マシンの稼働状態をチェックし、ログへアラートを送出するシステム監視機能や、簡易ファイアウォール機能、リモートで管理を行なう場合に通信途中のデータを暗号化するSSHやSSLなどをサポートしている。
本体サイズ(幅×奥×高)は440×483×44mm(1Uサイズ)、重量は7.7kg、消費電力は約80W。
□Gaterance(製品情報)
http://www.datacontrol.co.jp/dcl/gaterance/
□データコントロール
http://www.datacontrol.co.jp/
(笠井 康伸)
2002/02/05 14:29
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