IIJは3月1日より、野村総合研究所の関連会社であるNRIセキュアテクノロジーズと共同でセキュリティ診断サービスの提供を始める。診断項目をあらかじめパッケージ化した「IIJセキュリティスキャンサービス」は、基本サービスとなるタイプAプランで初期費用が5000円、月額料金9000円。6カ月以上の利用が前提となる。
IIJセキュリティスキャンサービスは、各ユーザーが構築するサーバーやネットワーク機器のセキュリティを、定期的に調査・診断してレポ-トするもの。内容に応じてタイプA/Bの2タイプが用意され、また割高な料金になるものの1回のみの診断を行なうスポット検査にも対応する。
タイプAではTCPポートスキャン、SPAMメール対策の有無、特定ポートで起動中のアプリケーション情報が覗かれないかなどをチェック。タイプBではタイプAのサービスに加え、UDPでのポートスキャンやアプリケーションごとの脆弱性を検証する。
このほかに「iBPSセキュリティアセスメントサービス」も開始する。これは、訪問検査も含めた総合的な診断を実施、結果報告も担当者との対面形式で行なうもの。料金は案件ごとに個別見積もりとなる。
□ニュースリリース
http://www.iij.ad.jp/pressrelease/2002/iij-scan.html
□IIJセキュリティスキャンサービス
http://www.iij.ad.jp/service/index-IIJ-SCAN.html
□iBPSセキュリティアセスメントサービス
http://www.iij-tech.co.jp/ibps/press/20020214.html
□IIJ
http://www.iij.ad.jp/
□NRIセキュアテクノロジーズ
http://www.nri-secure.co.jp/
(森田 秀一)
2002/02/14 14:44
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