LASER5は、パソコンをファイアウォール付きルータにする「LASER5 Firewall」を発表した。Linux 2.2.19ベースの同社のOS「LASER5Secure Server6.9」をもとにファイアウォールに特化させたもの。価格は1万4800円で、3月8日から販売される。
今回発表された「LASER5 Firewall」は、標準でファイアウォール機能が搭載されているパッケージ。Webブラウザから設定する機能「WebAdmin」を搭載しているため、クライアントパソコンのWebブラウザから設定できる。同社によれば初心者からプロフェッショナルまで管理、設定しやすいものになっているという。
機能としてはIPマスカレード、パケットフィルタ、DHCPサーバー、PPPoEクライアント、キャッシュサーバー機能など、通常のルータとしての機能は備わっている。また、LAN側、WAN側の2枚のネットワークカードに対応しているほか、DMZ用ホスト専用にネットワークカード1枚の合計3枚を利用できる。
動作環境はi486DX以上(Pentium以上を推奨)のCPUを搭載したIBM PC/AT互換機、32MBのRAM、インストールに必要なハードディスクの空き容量は800MB以上となっている。
なお、「LASER5 Firewall」を用いた場合のルータとしてのスループットだが、測定結果がまとまり次第、同社のWebサイトで公開される予定もあるという。
□ニュースリリース
http://www.laser5.co.jp/release/2002/020222_p.html
□LASER5
http://www.laser5.co.jp/
(正田拓也)
2002/02/22 19:34
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