LASER5は、Linuxに対応したネットワーク不正侵入検知システムの「Sniper」を、ソフトウェアおよびハードアプライアンスサーバーとして販売すると発表した。
「Sniper」は韓国のWINS Technetが開発したもので、不正侵入を常時監視して不審なパケットを自動検出して警告するIDS機能のほかに、内部監査、レポート機能、ユーザ管理、アップグレード機能、Webサイトへのアクセス管理、リアルタイムモニター、ログ管理などの機能を持ち、最大650Mbpsのスループット性能を持つ。
また、LASER5が販売するにあたり、同社では、セキュリティソリューション企画立案の支援、二次代理店への実証テスト済みLinux環境の提供、各種セミナーによる販売支援、個別ケースの解析支援といったサービスを提供するという。
ソフトウェアの販売では、同社の「LASER5 Linux7.2exp Devel」と組み合わせて販売し、価格は40Mbpsまでのスタンダード版が148万5000円、150Mbpsまでのギガ版が390万8000円、650Mbpsまでのスーパーギガ版が580万8000円となっている。
ソフトウェアによる帯域の違いはパケット監視の処理方法の違いという。それぞれPC/AT互換機に対応するが、スタンダード版でPentiumIII 1GHz程度、スーパーギガ版ではそれ以上のパフォーマンスを持つマシンが必要となる。
ハードアプライアンスは「LASER5 Linux7.2exp Devel」と「Sniper」とハードウェアと組み合わせ、「LASER5 Sniper」として3月に発表予定ということだが価格は未定。
□ニュースリリース
http://www.laser5.co.jp/release/2002/020225_s.html
□関連記事「LASER5、パソコンをファイアウォール付きのルータにするパッケージ」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/02/22/l5fire.htm
□LASER5
http://www.laser5.co.jp/
(正田拓也)
2002/02/26 19:34
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