NTT、NTT西日本、福岡市立こども病院、九州システム情報技術研究所は、共同で入院中の小児患者のコミュニケーションをサポートする実験を行なうと発表した。期間は3カ月間を予定している。
この実験は、福岡市立こども病院と九州システム情報技術研究所の間をBフレッツで結び、NTTの研究所が開発している「e-ライフアメニティサービス」の検証を行なうもの。
「e-ライフアメニティサービス」は自宅にいる家族とのコミュニケーション、多地点を結んだ仮想授業などを自動応答通信機能や自動追跡カメラ、仮想ペットを用いたユーザーインターフェイスなどで実現したもの。
福岡市立こども病院では、西日本唯一の小児専門病院ということもあり福岡県外からの入院患者も多く、親しい人と会えないことによるストレスを感じている子どもたちもいるという。同病院ではこの解決策を模索しており、今回の試みとなった。
□ニュースリリース
http://www.ntt.co.jp/news/news02/0203/020304.html
□NTT
http://www.ntt.co.jp/
□NTT西日本
http://www.ntt-west.co.jp/
□福岡市立こども病院
http://www.fukuoka-child.jp/
□九州システム情報技術研究所
http://www.isit.or.jp/
(正田拓也)
2002/03/05 15:15
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