NTT東日本は、IPv6の利便性・利用方法などに関する検証を行なうため、WIDEプロジェクトはじめ、大学・企業など15組織と共同でIPv6の実証実験を行なう。実験期間は3月19日より8月30日まで、東京都および神奈川県で行なう。
各実験参加者は、NTT東日本が提供するフレッツ・オフィスやメトロイーサ回線を利用してIPv6共同実験網に接続する。NTT東日本は、IPトンネリングやIPトランスレータの実用性検証、および各種アプリケーションに関する実験を行なう。WIDEプロジェクトは、多地点会議や遠隔抗議、ストリーム配信などIPv6アプリケーションを使用し、その利便性を検証するとともに、NTT東日本による東京・神奈川両エリアの実験網同氏を接続するバックボーンの提供を行なう。
NTT東日本では、この実験の成果を今後のネットワークサービスの検討に活かすとともに、国内のIPv6導入の推進に貢献したいとしている。
□ニュースリリース(NTT東日本)
http://www.ntt-east.co.jp/release/0203/020318.html
(工藤ひろえ)
2002/03/18 17:46
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