スターキャット・ケーブルネットワークと東海インターネットは共同で、Jストリームのストリーミング配信技術を利用した名古屋BOC(Broadband Operation Center)の運用を3月25日から開始すると発表した。
名古屋BOCは、地域で初の本格的な商用ストリーミングサービスとなるという。東海インターネットが技術・運用面、スターキャットがコンテンツと配信ネットワーク環境、Jストリームが全体の運営に関してサポートを行なうとしている。
スターキャットと東海インターネットによれば、名古屋BOCが立ち上がることにより、東海地域のコンテンツを東海地域にとどまらず、Jストリームの配信ネットワーク経由で全国へ配信することも可能になるという。また、同時に、Jストリームから配信される動画コンテンツも名古屋BOCの配信サーバーから東海地域へ配信できる。
配信が想定されるコンテンツは、企業紹介、商品紹介、地方自治体の議会中継や住民へのお知らせ、Eラーニングなど。ストリーミングの受信者数は、当初はスターキャット・ケーブルネットワークのインターネットユーザーを中心に約3万5000人を想定し、1年後に10万人以上へ増加を見込んでいるという。
□ニュースリリース
http://www.starcat.co.jp/information/sc_press/press20020319.html
http://www.tcp.co.jp/items/htmls/release.html
□スターキャット・ケーブルネットワーク
http://www.starcat.co.jp/
□東海インターネット
http://www.tcp.co.jp/
(正田拓也)
2002/03/20 17:42
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