|
新社長の杉原智行氏 |
アライドテレシスは、新社長に前常務取締役技術本部長の杉原智行氏が3月27日付けで就任したと発表した。前社長の高木弘幸氏は副会長となり、大嶋章禎会長とともに海外展開を強化する。
発表会の席上、杉原社長は2001年に前年比60%増の売上を記録したことに触れ、「これから数年間はこの上昇曲線が続く」と述べるとともに「現状の会社に5%の組織の変更を行なえば、3割のパフォーマンス向上ができる」と発言し、組織改革も行なっていく考えを明らかにした。
また、杉原氏は自社の製品にも強い自信を見せて、「コスト・品質を考えるとまだ私たちの製品を使ったことのない客を取り込める」と顧客拡大による売上増加を目指すことを強調した。
同時に新体制も発表され、海外統括は大嶋会長が1人で行なっていたものを、高木副会長と2人体制として強化。杉原社長は全世界の技術開発と国内・アジアを統括し、さらに小谷淳副会長が資金調達を担当する。4人はいずれも代表権を持つ取締役となる。同時に執行役員制度も導入する。
□ニュースリリース
http://www.allied-telesis.co.jp/info/news/2002/020327.html
□アライドテレシス
http://www.allied-telesis.co.jp/
(正田拓也)
2002/03/27 17:29
|