一部新聞報道によれば、NTT西日本は現在の半額程度の100MbpsFTTHサービスを6月に開始するという。Bフレッツのファミリータイプの速度を100Mbpsに増速し、月額料金を5000円以下に抑えるものと報じられている。
こうした報道の背景としては、この4月から、関西では、ケイ・オプティコムのFTTHサービス、「eoメガファイバー」、九州ではQTNetの100MbpsのFTTHサービス「BBIQ」が相次いで開始されたという状況がある。月額料金は戸建ての場合でいずれも5500円。この金額にはISP費用も含まれており、月額9000円というNTT西日本のBフレッツ ベーシックの割高感は否めない。
NTT西日本では、今回の報道に対し、具体的な決定事項はないとして報道の内容を否定した。しかし、競合他社に比べて割高になってしまった自社のサービスに対して、対策を検討していることは認めている。
□関連記事「ケイ・オプティコム、月額5500円の戸建て向けFTTHサービス」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/01/28/k-opti.htm
□関連記事「QTNet、九州で100MbpsのFTTHサービス BBIQ」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/02/19/qtnet.htm
□NTT西日本
http://www.ntt-west.co.jp/
(正田拓也)
2002/04/02 19:55
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