東京電力は、FTTHを使用した最大100Mbpsの接続サービス「TEPCOひかり」にマンション向けタイプの追加を検討していることを明らかにした。
3月27日からサービスを開始した「TEPCOひかり」では、接続可能な端末台数に応じてホームプランとSOHOプランを用意している。ただし、接続サービスを提供できるのは一戸建ておよび集合住宅の2階程度までとなっていた。
今回、明らかにしたのは集合住宅向けの「マンションプラン」。もっともまだ検討中の段階であり、最終確定はしていないという。サービスの提供時期やエリアは不明だが、料金については「NTT東日本のBフレッツ マンションタイプよりは安くする」(東京電力)。具体的にはISP料金込みで5000円前後を検討しているものと思われる。
「TEPCOひかり」は、ユーザーが直接申し込むことはできず、ISP事業者などを介して販売する形をとっている。すでにTTNetとSo-netの2社が「TEPCOひかり」を使用したインターネット接続サービスを発表しているが、東京電力によれば、提携ISPの数を今年の夏までに10社程度を目標に増やしていきたいという。
□関連記事「東京電力、FTTHサービスの提供を開始」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/03/29/tepco.htm
□TEPCOひかり
http://www.tepco.ne.jp/
□東京電力
http://www.tepco.co.jp/
(笠井 康伸)
2002/04/04 14:27
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