NTT-MEは、同社の多機能ブロードバンドルータ「BA5000 Pro」の新ファームウェアを4月13日に公開する。
公開されるファームウェアではWindows MessengerやMSN Messengerの音声・ビデオチャット、大容量ファイルのダウンロード時に切断される不具合、IPsecパススルー機能有効時にIPsecパケットが転送されない不具合、一部のWebサイトが表示できない不具合、ブラウザ設定画面の応答が遅い問題などに対処がされる予定。
今回のアップデートのほかBA5000 Proは発売直後からファームウェアの不具合が多数公表されているが、そのうち「不定期にハングアップする」、「スループットが十分に出ない」などの問題も発生している。これらについてはNTT-MEの検証で十分な再現性が得られていないため、原因判明後にアップデートが行なわれるという。
なお、今回のアップデートとは別に、4月下旬にBA5000 ProをUniversal Plug & Playに対応させるファームウェアが公開される。
□BA5000 Proのファームウェアの問題点について
http://www.ntt-me.co.jp/bar/ba5kp_problem.html
□関連記事「NTT-ME、ルータ BA5000 Pro のUPnPやMessenger対応スケジュールを変更」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/04/03/nttme.htm
□NTT-ME
http://www.ntt-me.co.jp/
(正田拓也)
2002/04/12 18:00
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