ソニーとリアルネットワークスは、デジタルコンテンツ配信ソフトウェア技術に関する戦略的提携を結び、ソニーがリアルネットワークスの株式の1%を取得すると発表した。
この提携はソニー製品に対するデジタルコンテンツの配信に必要なソフトウェア技術について、協力を進めていくというもの。両社はすでに著作権保護された電子音楽配信について提携を行なっているが、ネットワーク対応家電へのコンテンツ配信が急速に広まっていることを受け、配信ビジネスを拡大する技術を共同で開発していくという。
提携により実現されることについて両社は、「ATRAC3」のリアルネットワークス製品へのさらなる統合、リアルネットワークス製品のソニー製機器への採用、ソニーの「Open MG」機器における「RealOne」などのリアルネットワークスのソフトウェアの互換性強化などを挙げている。
また、「Open MG」をリアルネットワークスのコンテンツ配信技術へ組み込むことも検討しているとしており、ソニーのネットワークオーディオ機器や、プレイステーション 2に採用する計画もあるという。
□ニュースリリース
http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200205/02-0501/
□ソニー
http://www.sony.co.jp/
□リアルネットワークス
http://www.jp.realnetworks.com/
(正田拓也)
2002/05/01 12:44
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