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図: ふだん自宅でインターネットを使用している接続形態
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ビデオリサーチは、ADSLやCATVなどのブロードバンドの状況をまとめた「Broadband Market Report」を発表した。
この調査はビデオリサーチのグループ会社「ビデオリサーチ ネットコム」によって行なわれている。これによると、インターネット利用人口の約3306万人のうち、ADSLやCATVなどのブロードバンドユーザーは約655万人で、全体の19.8%を占めているという。
ブロードバンドで利用したいコンテンツについては映画がトップで、ブロードバンドユーザーの47.5%、現在ナローバンドを使用しているユーザーの39.3%が希望している。次いで音楽のライブ中継、テレビ番組などが挙げられているが、そのいずれも有料でも利用したいという意見は全体の2割以下にとどまっている。
インターネットと同時に利用するメディアとしてはテレビがトップで、フレッツ・ISDNも含めた常時接続環境では全体の半分近くがテレビとインターネットを同時に利用している。他のメディアでは雑誌が約20%、ラジオが約15%、新聞が約7%。
なお、この調査結果については近日中にビデオリサーチ ネットコムのWebサイトで公開される予定だという。
囗ビデオリサーチ
http://www.videor.co.jp/
囗ビデオリサーチ ネットコム
http://www.vrnetcom.co.jp/
(甲斐祐樹)
2002/05/01 18:30
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