トレンドマイクロは、自社のウイルスパターンファイルの訂正を5月8日に発表した。ウイルスに感染していない場合に、感染したという誤った警告が発生してしまう場合があるという。
今回訂正されたのは5月7日に発表されたパターンファイル273。「ASF_URLEXPLOIT.A」を脆弱性を利用した不正コードと判断し、検出の対応を行なっていたが、その後の調査によって不正なものでは無いと判明し、パターン275で検出を取りやめたという。
トレンドマイクロによれば、不正プログラムの対応は迅速を要するため、こういったケースが生じる場合があるという。ユーザーを混乱させた対応を謝罪し、パターンファイル275以降を使用するよう呼びかけている。
囗ウイルスパターンファイル273にて誤警告が発生する問題に関して
http://www.trendmicro.co.jp/support/news.asp?id=194
囗関連記事「トレンドマイクロ、ウイルス対策ソフトで誤った警告が発生する問題」
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/04/26/pf269.htm
囗トレンドマイクロ
http://www.trendmicro.co.jp/
(甲斐祐樹)
2002/05/09 14:19
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