東京都建設局は、電気通信事業者へ光ファイバケーブル敷設のための河川管理用通路を開放を行なった。
この開放は、東京都の再生に向けた規制緩和の取り組みの一環として行なわれるもの。従来は橋に添架するなど、河川に対して横断方向へ敷設することは認められていたが、河川に沿って縦断方向に敷設することは認められていなかった。東京都建設局ではこれを幹線光ファイバケーブルに限り、6月1日より神田川および目黒川のそれぞれ11kmに渡って開放する。また、他の河川についても状況を見ながら順次開放していく予定だという。
同時に6月1日以降から光ファイバケーブルの「芯線の譲渡」を許可制から届出制に、「芯線の賃貸」については届出も不要とする規制緩和も行なわれる。
囗ニュースリリース
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2002/05/20C5K100.HTM
囗東京都建設局
http://www.kensetsu.metro.tokyo.jp/
(甲斐祐樹)
2002/05/22 12:37
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