日本ネットワークアソシエイツ(NAC)は、ネットワーク分析ソフトの最新版「Sniffer Pro 4.7E(英語版)」を発表した。無線LAN環境を分析する機能などを大幅に強化しているという。
最新版では、IEEE 802.11bに準拠した無線LAN環境のネットワーク分析機能が強化されている。具体的には不正アクセスポイントの自動検出機能、ホスト間のパケットデータなど詳細情報の取得、WEPで暗号化された情報を一旦保存、後でWEPキーを入力することで解読可能になる自己解読機能などをサポート。通常のLAN環境についても10BASE-T/100BASE-TXの全二重化通信、FTTHなどを新しくサポートしている。
ライセンス料はLAN環境解析用の「LAN Version 4.7」が225万円、年間バージョンアップ料金が18万円。無線LAN環境解析用の「Wireless LAN Version 4.7」が164万9000円、年間バージョンアップ料金が13万2000円。両方をセットにしたパックが322万9000円、年間バージョンアップ料金が26万4000円。なお、ネットワーク分析のレポート機能をサポートした「Sniffer Pro 4.7E Reporter バンドル」も同時に発売され、ライセンス料は247万8000円、年間バージョンアップ料が19万8200円。
囗日本ネットワークアソシエイツ
http://www.nai.com/japan/
(甲斐祐樹)
2002/05/30 20:07
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