ネットレイティングスは、5月のインターネット利用動向調査結果を発表した。5月度の家庭内パソコンによる月間インターネット利用人口は2572万491人で、前月に比べ5.83%の伸びを見せており、OCN、So-net、BIGLOBEなどISP系サイトの利用者が急増しているという。
同社の発表した5月の各サイトのユニーク・オーディエンスのうち、ISP系では「@nifty」が1275万人を集めて8.5%の伸び、「BIGLOBE」は大台を突破し1063万人で11.5%増加した。また、OCNは862万人で15.8%増、So-netは688万人、11.7%増となった。いずれも利用人口の伸びの5.83%を上回っており、ISP系ポータルの利用者が増えているとした。
また、大手ポータルサイトのYahoo! Japan(1958万人・7.1%増)、MSN(1199万人・9.7%増)、infoseek(796万人・8.2%)Lycos(669万人・10.5%増)の伸びも利用人口の伸びを上回る結果となった。
大手ISPや、大手ポータルといった上位サイトの平均を上回る伸びについて、同社は「将来的には上位サイトによる寡占状態になっていく」と分析している。
□ニュースリリース(PDF)
http://www.netratings.co.jp/press_releases/0617_Ranking_J_Final.pdf
□関連記事・ネットレイティングス、4月のインターネット利用動向
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/05/17/nielsen.htm
囗ネットレイティングス
http://www.netratings.co.jp/
(正田拓也)
2002/06/17 13:13
|