マイクロソフトは、MSN Messengerなどに含まれている機能「MSN チャット コントロール」の修正プログラムを公開した。
MSN チャット コントロールの修正プログラムは、5月9日に発表されており、今回の発表はその再修正となる。マイクロソフトによれば、前回の修正プログラムでは未だ不正な影響を受ける可能性があり、その影響を確実に防ぐため今回の修正プログラムを発表したという。
MSN チャット コントロールはMSN Messengerにチャット機能を追加するためのプログラムで、MSN MessengerおよびMicrosoft Exchange Instant Messengerのバージョン4.5以降に含まれている。WindowsおよびInternet Explorerでは既定の状態でインストールされていることはなく、Windows XPに標準でインストールされているWindows MessengerはMSN チャット コントロールを含んでいない。つまり修正プログラムの対象となるのは自発的にMSN MessengerやMicrosoft Exchange Instant Messengerをインストールしているユーザーとなる。
マイクロソフトでは、修正プログラムをインストールしていない場合、悪意を持ったユーザーの攻撃を受ける可能性があるとしており、5月9日に発表された修正プログラムをすでにインストールしたユーザーも含め、今回の修正プログラムを利用するよう呼びかけている。
囗MSN チャット コントロール 新しい修正プログラムについて
http://www.microsoft.com/japan/technet/treeview/default.asp?url=/japan/technet/security/bulletin/MS02-022.asp
囗関連記事:マイクロソフト、MSN Messengerのセキュリティに関する修正プログラム
http://bb.watch.impress.co.jp/news/2002/05/09/msnmsg.htm
囗Microfost TechNet
http://www.microsoft.com/japan/technet/
囗マイクロソフト
http://www.microsoft.com/japan/
(甲斐祐樹)
2002/06/19 20:51
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